毎年新入生のほとんどが大学でフランス語を初めて学ぶことになりますが、2年生が終わるころにはフランス人のネイティブ教員とフランス語で会話ができるようになっています。

フランス語は学びやすい言語です。最初に綴りの読み方のルールさえ覚えてしまえば、発音と綴りが一致しているので、ほぼどんな単語でも発音できるようになります。また英語は最初こそやさしく見えますが、レベルが上がるに連れて語彙が増え、難しくなる傾向があります。フランス語は使用される単語の数が少なく、難しい概念も基本的な語彙で表現されます。フランス語には熟語も少ないので、２年間フランス人の授業を受けていれば、基本的な表現は出尽くしてしまうでしょう。

また歴史的な経緯から、英語の難しい単語はフランス語由来であることが多く、フランス語を学ぶことは、英語力の向上にも役立ちます。フランス語を学ぶことは英語を排除することではありません。英語に加えてフランス語を学ぶことで、さらに大きな世界にアクセスできるようになります。名古屋外国語大学のフランス語学科にはそのためのあらゆる環境が整っています。